embot体験日記4 画面を印刷する
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陽気な船長
前回の授業でブザーを使ってメロディーを奏でることを、一通り体験した。
だが、一回で身につくはずもないので、音楽の教科書にある楽譜を使ってembotに奏でさせることにした。
その曲が、見出しになっている「陽気な船長」
簡単な曲だし、何度も練習したので、全員が頭の中にメロディーが完全にインストールされている。
音指定の間違いにも気づきやすい。
自由にやってごらん
全員が前回やったことを覚えているはずがないので、最初は全員で一緒に作業。
最初の数音を演奏できるところまでは足並みを揃えた。
大丈夫そうだと判断できた段階で、
「あとは自分で好きなようにやってごらん」
と、解放。
子供たちは自由にやり始める。
めんどくさい
しばらくすると、
「同じメロディーが何度も出てくるからめんどくさい」
「先生、聖者の行進の時みたいに、くりかえしを使っていいですか?」
との声。
もちろんOK。
「自分で好きなようにやってごらんって言ったよね」
数名がくりかえしに取り組み始めるも、苦戦している様子。
「先生もやりたくなったから、勝手にやるわ」
わざとらしくiPadをプロジェクタに接続し、作業が見えるようにして、くりかえしを使ったプログラミングの様子を、垂れ流す。
それを見ながらまねする児童、意地でも自分でやろうとする児童、ファンクションに分けずに作り続ける児童
それでいい。
一定のラインを超えたら、みんなバラバラがいい。
画面印刷
大事なことを忘れていた。
今回の授業で一番重要なのは、iPadでスクリーンショットを撮影し、トリミングして印刷する方法を教えること。
ファンクションの共有ができないembotで、友達が作曲したものを自分のプログラムに取り込むには、今のところこれしか思いつかなかった。
私の教室にはAirprint対応のプリンタを置いているので、特別な設定不要でiPadから印刷できる。
トリミングについては、OneNoteへのノート取り込みで慣れているので問題なし。
あとはスクショの方法だけ教えればいい。
ここで問題発生。
みんなで一斉にプリントすると、コリジョンが発生して印刷できない(再試行になる)児童がいた。
まあ、実際の授業の場面では、プログラミング終了した児童から印刷するので、混み合うことはないだろう。
多人数の学級では大変だろうなあ。
少人数でよかった。
あとは自由に
残り10分ののところで、できたところまで発表して、Flipgridに振り返りをして終了。
もっとやりたいとの声多数。
「休み時間にやってもいいよ。でも充電と電源オフはしっかりね」
ほとんどの子が休み時間に続きをやっていた。
他の曲に挑戦している子も。
楽しんで挑戦して、どんどんスキルアップしてくれ。